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たかブログ
最近、奥歯のダイレクトボンディングをご覧頂く機会が多かったのですが、もちろん前歯も行なっていますので、ちょっとご紹介させていただきますね。
前歯でダイレクトボンディングを行なうときというのは、むし歯が出来ており穴の開いたその部位を修復する場合や生まれ持った歯の色や形が審美的ではなかったり、歯の生えている方向・角度がちょっと斜めだったり、捻じれていたりと歯の審美性や機能性を回復する時に行ないます。
もちろん、その他の選択肢もあるのですが、それはその治療を行う先生が得意としている治療が何かというところが大きく、大きく削ってかぶせ物にしたり、部分的に削って、セラミックを貼り付けたりと様々です。
私の場合は、ダイレクトボンディングを行うことが多いです。
今回の治療は、「以前の治療の不適合&むし歯&歯の形・色の修正&歯の生えている方向・角度の修正」となかなか盛り沢山の内容でした。
治療前は、なかなか個性が強い歯でしたので、左右のバランスも悪く患者様もかなり気にされていました。しかし、治療後は統一性のある色・形となりましたので、とても喜んでいただいて、自然な笑顔があふれていました。
このように、ダイレクトボンディングの治療によって見た目にも大きな変化をもたらすことが出来ます。
ダイレクトボンディングの治療は、普及率5%以下とまだまだマイナーな治療方法ですが、多くの可能性を秘めた治療だと私は思います。
前歯、奥歯問わずもし、気になるところがお有りの方は一度ご相談いただければ幸いです。
では、今週もラスト1日がんばりたいと思います!
院長 佐藤