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歯肉の治療とかぶせ物の治療

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たかブログ

こんなこともやっております

どうしても「ダイレクトボンディング」と「根管治療」のお話しが多くなってしまいがちなのですが、それ以外の治療ももちろん行っておりますので、今日はちょっとそちらのお話を・・・。

今回は「歯肉の治療」とその後の「かぶせ物の治療」について。

先日、来院された患者さんは、前歯の歯肉が腫れた事と前歯をきれいに治したいということが主訴でした。

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA

詳しく診査をしてみると腫れていて症状があったところは残念ながら歯が割れていましたので、抜歯をしなければならない状態でした。その他にもかぶせ物をしている歯は、根管治療が必要な状態でした(今回はこれについては割愛しますね)。また、かぶせ物は一部欠けており、変色も起きていることから確かに審美的ではない状態でした。

患者さんと相談した結果、今回はインプラント治療ではなくブリッジでの治療となりました。

今回の治療のポイントは、なんと言っても抜歯した部位の処理の仕方です。歯は抜歯をするとその部位の歯肉はどうしてもやせて下がってしまいます。また、歯と歯の間には歯間乳頭と呼ばれる三角形の歯肉が存在していますが、抜歯をすると歯肉は平らになってくるので、三角形の歯肉も無くなってしまいます。そうするとブリッジにおいては、抜歯した部位に入るダミーの歯が長く大きくなり、歯間乳頭があった部位は三角形の隙間が空いてしまいます。見た目にはこのような変化が起きてしまうと共に、機能的には隙間が空いたことにより発音が以前と変わってしまうこともあります(空気が抜けたような発音になってしまうことも・・・)。なので、機能的、審美的に最大限に考慮した治療を行うことにしました。

抜歯した部位には人工骨と上顎から採ってきた結合組織を移植して歯肉がやせないように、歯肉のボリュームを維持する手術を行いました。さらに、ブリッジの仮歯にも一工夫しながら歯間乳頭を無くさない処置を施しました。

そうすることにより、このようになりました。

藤原2

藤原3

いかがでしょうか?

治療の中で患者さんの意識もどんどん上がり、ホワイトニングも行いこのように初診の時とはだいぶ印象も変わりました。今回のセラミックのかぶせ物は、言わずと知れた匠の技工士Sさんです。彼の協力もあり機能と審美を兼ね備えた治療を行うことが出来ました。そして、患者さんの笑顔に出会うことが出来ました!

今後は、患者さんの正しいセルフケアと当クリニックの歯科衛生士村上による適切なメンテナンスを行うことによりこの状態を長く維持していければと思っています。

 

技工士さんやセラミック治療について知りたい方はコチラからhttps://www.taka-dc.com/wp/sinbi/

歯肉の治療について知りたい方はコチラからhttps://www.taka-dc.com/wp/sisyu/

では、今日も一日よろしくお願い致します。

 

院長 佐藤

 

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