アクセスマップ
症例はブログをご覧ください

診療カレンダー

アーカイブ

非対称の中での審美・・・難しい(^_^;)

金曜日, 9月 14, 2018 @ 03:09 PM

口元がキレイに見えるポイントとしては、「歯が白い!」「歯並びがキレイ!」「スマイルのリップの形がキレイ!」などいろいろありますが、その中のひとつに「シンメトリー」つまり左右対称に見えるというのがあります。

こちらの前歯のように左右対称(厳密に言えばちょっと違いますが)だとキレイに見えますよね。

こちら歯の写真は受付の藤野でした~♪

しかし、歯並びが前後にずれていたり、重なっていたり、捻じれていたりして、左右対称ではない「アンシンメトリー」の場合はどうするか・・・我々もやはり悩みます。

・矯正治療をして理想的な歯並びにする。

・時間がないので、歯をたくさん削るけど理想的な歯並びになる被せ物を入れる。

・アンシンメトリーではあるけど、患者さんが納得できる自然に見えるポイントを探る。

・諦める・・・。

などなど・・・。

患者様の思いや取り巻く環境によって着地点は変わってくると思います。時間的な制約はないのか?来院回数は?費用は?矯正装置はOK?歯は削って良い?etc・・・。患者様と相談して、患者様の求めるものは何か、どこに満足度があるのかと共通認識となる事柄を探っていきます。

そのような事を考えながらこちらの患者様をご覧ください。

前歯4本の治療になります。

状況としては、

・詰め物の周りや中にむし歯が出来ている。

・詰め物自体の劣化や変色がある。

・歯の根の治療をしたところが変色している(歯の根の病気もある)。

・歯の形態や並びが左右対称ではない。歯の捻じれもある。

ご希望は、

・矯正治療は行わない。

・出来るだけ歯は削らないでほしい。

・完全なシンメトリーでなくて良いが、出来るだけ自然な感じにはしてほしい。

というなかなか難易度の高いご希望でした(汗)

そこで私が提案したものは、

・向かって右側の歯は、根管治療(歯の根の治療)をして仮歯で歯肉の形態を整え&全体のバランスを見る。その後セラミック治療。

・その他の3本は、ダイレクトボンディングでむし歯の治療を行い、かつ審美的に自然になるようにする。

・歯の形の大きな形態修正は行わない

というものでした。

患者様からも同意が得られましたので、進めていきまして、結果がこちらになります。

患者様には大変お喜びいただきました(^o^)

ご家族からもどこを治したか分からない~と言っていただいたようです。

審美治療は、患者様が求めるもの、我々が提供できるものをすり合わせて方針を決めて進めていきますが、今回のように折衷案となるケースもあります。全てのご要望に応えられる訳ではありませんが、患者様のお気持ちをしっかり聞くことで、患者様の求めるものに近いご提案は出来るのではないかと思っています。特に、歯を出来るだけ削らないでほしい!というご希望の方には当クリニックはむいているかもしれません。ご興味のある方は、一度ご相談頂ければ幸いです。

院長 佐藤