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前回のブログに書いた『臼歯ダイレクトボンディング』。当クリニックが得意としている治療のひとつなのですが、ナゼに全国の先生がこぞって盛岡に来るのか・・・(汗)
むし歯を削って白い詰め物をする今では当たり前の皆さんも1度や2度は行ったことがある治療は、1970年代に開発され、今のような形になったのは1980年代から。その後、この治療に関わる器具・材料の開発や進化が進み、現在に至っている訳です。その中で、削って詰めるという穴を埋める治療から、穴を詰めながら元々あった天然の歯のような形や機能を回復させることにと、その目的も時代と共に進化してきたと言って良いでしょう。
奥歯の部分修復は、一般的には皆さんが知っているような銀歯であったり、白い詰め物もこのような感じであったりします。
まあ、これが1980年代から行われてきた治療。
2018年現在私が考える、そして実際に提供できる治療がコチラ↓
※写真をクリックすると大きく表示されます。
だいぶ進化したと思いませんか?
このような治療を実現するために皆さんわざわざ盛岡までトレーニングにいらして下さいます。ありがたい限りですm(_ _)m
このような模型に
歯の解剖学・形態学を参考に、そして機能の回復を目指して充填するとこんな感じに
下の歯は、さらにこんな感じ
歯を復元するトレーニングをみっちり2日間行います。
2日ですぐに出来るようになる訳ではありませんが、ポイントをしっかり覚えていただくことで、その後もしっかり練習をしていただくことで、実際の臨床にも活きてくると思います。皆さんの地元の先生方も、もしかしたらこのような治療を提供してくれるかもしれません。
さらに、当クリニックではこのダイレクトボンディングをマイクロスコープを用いて行います。
マイクロスコープを用いることで、裸眼やルーペでは確認できなかった細部の適合もしっかり整えることが出来ます。
という訳で、このような治療に興味のある方は一度ご相談いただければ幸いです。
院長 佐藤