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見えているようで実は見えていません。さあどうする?

土曜日, 3月 16, 2019 @ 02:03 AM

刑事ドラマを見ていると、よく「俺の長年の経験から刑事の勘が・・・」と言いますが、同じように歯科のベテランの先生方も「自分の長年の経験から歯科医師としての勘が・・・」と言うと思います。その反面ドラマでは、「現場百遍とか現場100回」とも言いますよね(意味としては、事件現場にこそ解決への糸口が隠されているのであり、100回訪ねてでも慎重に調査すべきであるということ。)。相反する事のようにも思いますが、地道な努力の積み重ねや目の当たりにしてきた経験が、結果につながるということを考えるとこれらの言葉は、表裏一体なのかもしれません。

さて、歯科に置き換えてみるとどうか?

経験というのは、共通するかもしれませんが、やみくもに100回経験を重ねても得るものは少ないでしょう。「目の当たりに」「慎重に」となると・・・しっかり見る・診るということになりますよね。

「百聞は一見に如かず」ということわざもあります。

彼の偉人のガリレオも

「見えないと始まらない、見ようとしないと始まらない」

「どうして君は他人の報告を信じるばかりで、自分の眼で観察したり見たりしなかったのか」

と言っています。

如何にちゃんと見るかということはとても重要です。同じものを見ていても裸眼なのか10倍の倍率なのかでは、その情報量は100倍違います。裸眼の先生が問題なしにしていても、実は重大な問題が隠れていたりすることはざらにあります。

 

 

患者さんから被せ物をしてから歯磨きがしづらくなった、フロスが引っ掛かってしょうがないということを聞くことがあります。上の写真のように、強拡大で見れば一目瞭然です。これを問題ありません、様子をみましょうと言ってしまう場合は・・・言わずもがなですね。

先日いらっしゃった患者さんも、マイクロスコープで確認して現状を記録した写真や動画で見ていただくと、状況に驚かれたと共にご理解いただきました。

我々にとっても見るは診るにつながります。経験から勘を磨くためにも「マイクロスコープで拡大して見る!」が必要ではないかと思います。

異論を仰る同業者の方もいらっしゃるかもしれませんが、1日6時間マイクロスコープを覗きながら治療をしている歯医者の戯言と思ってください。

さて、年度末ラスト2週間!がんばっていきたいと思います。

 

院長 佐藤