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患者さんのために出来ること

土曜日, 3月 17, 2012 @ 01:03 PM
昨日、私の根管治療の師匠である(私が勝手に言っているのですが・・・)澤田先生のブログを拝見したところ同感する内容だったので、ご紹介させていただきます。
 
以下ブログ転載
 
ある患者さんとの会話で,
「歯を残すためにはマイクロスコープを使った根尖切除術(オペ)の適応だと思います.
しかし,再オペになるので,リスクも伴います.
また被せてあるものが古く,境目からむし歯による細菌漏洩があると,
オペをしても再発する可能性があります.
被せものを外して,再根管治療を行うのも一案ですが,
太くて長い築造体の除去にはリスクを伴います.」
というようなお話をし,治療方針の相談を致しました.

その時,治療を見学に来ていた先生から,
「リスクを伴い,費用もかかるので,
それならインプラントの方がいいのでは?」
という意見がでました.

さて,皆さんはどう考えますか?

もちろん,オペをしたら治癒して欲しいのですが,
残念ながらオペの成功率は100%ではありません.
(もともと,100%の治療なんてありません.)

どのような治療でもリスクを伴います.
簡単な歯科治療でもリスクはあるのです.

そのリスクは,医療従事者と患者さんと共有する必要があり,
患者さんには内容をしっかり理解していただき,
我々医療従事者はリスクを最小限にするよう,しっかり治療する義務があります.

この症例,自分の家族だったら,....私はインプラントを第一選択にはしません.
自分が受けたい治療,家族にも行える治療,
それを患者さんにも提供しています.
できるだけ自分の歯を残したいのです.
どうしても残せなかったとき,.....次の選択肢としてインプラントなどを考えます.

歯を残す治療にリスクがあるから,
同じぐらい費用がかかるならインプラント,.....とは考えません.
(インプラントにもリスクはありますしね.)

皆さんはどう思われますか?
 
 
まさにこの通りだと思います。患者さんと病気の状況を共有する、自分や自分の家族が受けたい治療を行う。
私もこの考えで、日々診療にあたっています。皆さんも歯医者の言いなりではなく、当事者としてしっかり病気と向き合っていただければと思います。