日本顎咬合学会テーブルクリニック終了～♪

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2019.06.24 たかブログ

先週末の6/22-23は、東京の国際フォーラムで開催された「日本顎咬合学会」でテーブルクリニックをさせていただきました。歯科の学会では、1、2を争う規模の学会に今までも講演を拝聴するために参加することはありましたが、自分が講演することになるとは・・・・（汗）

はじまりは、私の大学の大先輩で歯科界の重鎮のO口先生から朝電話がかかってきて「よろしくね！」と言われたことからでした。

選択肢は、

・はい

・YES

・・・・・・・・・・

・・・・・・

・・・

絶対に負けらなれない戦いの始まりです（大汗）

アウェーの学会で私のことを知らない人に届けなければならない・・・・なかなかのプレッシャーです。なので、当日は2部構成。前半戦は、私のダイレクトボンディング治療のコンセプトとその理論。後半は、マイクロスコープを用いての治療のデモンストレーション。う～ん、自分でハードルを上げたかもしれませんね（汗）

初めてヘッドセットを着けての講演。自分的にも結構緊張していたような・・・。それでも前半40分の講演は無難に出来たかなと。以前のセミナー受講生の方々もお出でいただき、場を温めていただきました。また、途中大阪のカリスマドクターS田先生もお出でいただき、笑顔で応援していただきました。

そして、後半戦のデモンストレーション・・・・。

スタートは問題ありませんでしたが、途中からレジン（治療に使うプラスチックの材料）が固まり始め、思い通り操作が出来なくなってしまいました。何十回とデモをやってきた中初めての体験。診療室と違う環境で、照明の影響を受けてしまったようです(T_T)

なので、折角聞きに来て下さった方々には、私の100％をお見せできなく、申し訳ない気持ちでいっぱいです。もし、100％を知りたい！もっと詳しい内容を知りたいという先生方は、来年のセミナーにお越しいただければ幸いです（今年は全ての回で満席になっております）。

終了後は、多くの先生方にご質問をいただき、少しは皆様の臨床に貢献出来たでしょうか？

そうそう、今回嬉しかったのは、岩手の先生がわざわざ講演を聞きに来て下さったことです。岩手から発信していながら岩手ではあまり興味を持ってもらえない治療法ですが、聞きに来て下さったというのは、何かが変化する兆しかもしれませんね。

私が、ダイレクトボンディングという治療に取り組み始めたのは勤務医時代で、その後開業し数多くのセミナーを受講し、私自身も試行錯誤しながら16年以上になります。2017年の日本顕微鏡歯科学会のプレカンファレンス、そして今回日本顎咬合学会のテーブルクリニックと今までの成果をお話させていただく機会をいただくようになり、そしてセミナーも行うようになって5年となりました。私自身固定観念に囚われることなく、毎年毎年アップデートしておりますので、常にその時その時のベストを患者様皆様に提供しております。今後も患者様皆様にご満足いただけるように、喜んでいただけるように精進していきたいと思います。

むし歯治療の砦のダイレクトボンディング！患者様にも覚えていただければ幸いです。