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ここ最近のたかデンタルクリニックの根管治療の治療成績

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根管治療

2016年もあっという間に半年が過ぎようとしていますが・・・。

最近、根管治療のブログの更新が少なくなっておりましたので、今回からちょっと気合を入れて頻度多めに書こうかと思っています。

そこで、

今回は、「根の病気は治らないって言われているけど、実際どうなの?」という疑問・質問に当クリニックのデータを基にお答えしたいと思います。

先ず今回のデータは、自費専門クリニックにリニューアルした平成26年10月~平成28年5月までの1年8ヶ月のデータになります。

根管治療は、大きく分けると『初めて神経を取る治療の抜髄』と『以前根の治療を行った歯の再治療・再々治療などの感染根管処置』になります。

当クリニックでのその2つの治療の割合は、

抜髄:9.6%

感染根管処置:90.4% になります。

この数値からも分かるように、多くの患者様は以前の抜髄治療後再発してしまい、2回目3回目の良好な治療を求めて、症状の改善を求めて当クリニックに来院されているようです。抜歯になるかの瀬戸際で、当クリニックを頼っていただき、大変光栄であると共に期待に応えるべく責任があることを実感しております。

しかし、根管治療においては、抜髄と感染根管処置ではそれだけで10%成功率が変わると言われておりますので、本音を言えば抜髄治療しっかりやることがとても大事なのです。

大事なことなのでもう一度言います。

抜髄が大事!!!

当クリニックの抜髄後再発および抜歯に至ったケースは、現在のところゼロ 0%です! なので、抜髄から当クリニックで治療をさせていただけるとよりよいかもしれません。

大南_貴紀左下6_2 大南_貴紀左下6_1

↑before                ↑after

 

では、感染根管処置はどうかというと通常の根管治療だけで経過良好な現在生存している歯は、90%

田端初診時左上2X-P 1375 田端 左上2after②

↑before              ↑after

残りの10%は、「症状が改善しない」「違和感がある」など通常の根管治療だけでは改善しきれない状態の歯でした。

その10%の歯は次の段階の治療として外科的歯内療法という外科処置を行いました。では、外科処置後でも保存不可能で抜歯に至ったケースはというと・・・1本です。

ここでもゼロと言えれば良かったのですが、残念ながら1本は問題を解決することは出来ませんでした。しかし、1年8ヶ月という限られた期間ではありますが、概ね良好な結果が得られていると言えると思います。今後は、現在の状態が3年後、5年後、10年後でどうなのか経過を追っていくと共に研鑽を積んで今よりも多くの歯を多くの患者様を救うことができればと思っています。

 

以上が、当クリニックの現在のデータです。一般的には、日本の歯科医院の抜髄後の再発率は60%以上と言われていますし、感染根管治療になると多くのクリニックでは抜歯になることが多いと聞いていますので、それらと比べると当クリニックの治療成績は良いと思います。

今回、治療の前段階で歯根破折(歯の根が割れていること)が確認された症例に関しては、保存不可として除外させていただきました。しかし、破折のない例の場合は、外科的歯内療法まで視野に入れると保存の可能性が高いこともわかります。

以上のことから、根管治療を行うか否か、またクリニック選択の一助にしていただければ幸いです。

 

 

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