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ラバーダム防湿

火曜日, 7月 26, 2011 @ 10:07 PM
みなさん、「ラバーダム防湿」知ってますか?
 
私は、根管治療の時に100%使用しているので、あまり気にもとめていなかったのですが、根管治療を求めていらっしゃる患者さんの殆どが、今まで受けたことがないとビックリするので、私のほうが逆にちょっとビックリしてしまいます。
 
ラバーダム防湿とは何かというと・・・。
 
根管治療を行う際に(根管治療以外の治療にも使います)、治療部位への唾液の浸入を阻止するためのシート状のゴムです。これと固定するためのクリップを使うことにより、治療部位を孤立させ唾液が浸入しないようにします。なぜ、唾液の浸入がいけないかというと、唾液には無数の細菌が含まれており、細菌を可能限り除去したい根管治療においては天敵となります。さらに、治療中に唾液が器具や手指に付着すれば、細菌が付着することと一緒なのでその治療はあまり意味のないことになってしまうのです。
ですので、根管治療にはラバーダム防湿は、必須なのです。
 
とはいえ、私のようにラバーダム100%行っている先生はほとんどいません。
何故かというと保険治療では、ラバーダム防湿は認められておらず、やらなくても良いとお国が定めているからです(以前は認められていたんですがね~)。
実際、日本歯内療法学会という根管治療の学会の調べによると、
【根管治療を専門とする日本歯内療法学会の会員】
・必ずラバーダム防湿を行う・・・・・25%
・ラバーダム防湿を全く行わない・・・・・50%
【学会会員以外】
・必ずラバーダム防湿を行う・・・・・5% 
【アメリカの根管治療専門医】
・ラバーダム防湿使用率・・・・90%以上
 
だそうです。アメリカでは、ラバーダム防湿を行わずに根管治療を行って、病気が再発した場合、裁判をするとほぼ歯医者の責任を問われるそうです。いうなれば、唾液の浸入の科学的根拠の前に、歯科医師として根管治療を行うことへのモラルということなのでしょう。
 
日本では、いろいろと弊害があることは私も知っていますが、病気を治すという観点から言えば、100%必要なものです。
 
まあ~、ネット上でラバーダム論議をすれば炎上してしまうことを知っていますので、論議するつもりはありませんが、私は100%やりますので!!!
 

 
今は、違うラバーダム防湿を行っているのですが、参考までにこんな感じです。
 
 
盛岡職人歯医者 http://www.taka-dc.com/