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むし歯治療でお悩みの方へ ― 奥歯(臼歯)編 ー

金曜日, 11月 27, 2015 @ 05:11 PM

前回は、むし歯治療の前歯編でしたが、皆さんのお口の中と照らし合わせていかがでしたでしょうか? 同じだった、ちょっと違った、だいぶ違ったいろいろあると思いますが、参考にしていただければ幸いです。

今回は、『奥歯(臼歯)編』!

前歯の時は、色、形、見え方など審美的要素に気を使うところが多いのですが、奥歯の場合は、「適合精度」が一番気をつけるところです。

どこの歯医者さんだってその辺は気をつけているでしょ!とお思いの方、ちょっと甘いかもしれません。思う(考える)とやる(出来る)は大違いなんですね~。そんな私も現在のような治療体系、治療方法で行っているので分かる訳で、昔はあまり思っていませんでしたし、ほとんどのDr.は「そんなわけないじゃん」と思っているので、気付いていないのかもしれません。

では、どれだけ違うかというと・・・。

不適合8

このように詰め物が、歯肉まで覆っているので、汚れが溜まって歯肉に炎症を起こしていたり、

不適合9

治療をして1ヶ月ということでしたが、段差は明白、歯肉との境目には穴が開いていました。

不適合10

こちらはもう・・・言わなくても分かりますよね。

これらは、極端な例かもしれませんが、治療のはずが逆にむし歯や歯周病を作る原因になることもあります。

なので、

治療を行う時には、細心の注意を払いながら患者さんがしっかりメンテナンスしてくだされば長持ちするような治療をと思いながら「適合精度」にこだわっております。

実際どのように行うかというと、

澤口1

歯の中が、黒く透けており、むし歯が出来ています。

澤口2

削ってみるとこのようにむし歯が・・・

澤口3

むし歯を削り終わるとこんな感じ

澤口4

削ったところにコンポジットレジンを詰めて、歯の形態を復元します。

澤口6

別角度で見たところ・・・ここポイントですよ!!!!!

元々ある歯と移行的に段差が無いように詰めています。こうすることで、歯間ブラシもデンタルフロスも引っ掛かことなく使用することができます。もちろん、段差が無いことで汚れも停滞しづらくなります。

ちなみに、このように歯肉が下がっている歯の詰め物は難しいので、そのような方はご注意ください。

今回は、ダイレクトボンディング(コンポジットレジンの詰め物)での適合精度について書かせていただきましたが、銀歯やセラミックのかぶせ物も同じです。適合が良いにこしたことはありません。

患者さんみなさんが、ご自身の歯に興味を持ち、長持ちするような治療を受け、メンテナンスをしっかりがんばっていただけることを心より願っております。

 

院長 佐藤