アクセスマップ
症例はブログをご覧ください

診療カレンダー

アーカイブ

特殊な治療にも可能な限り対応します

木曜日, 7月 28, 2016 @ 07:07 PM

最近、患者さんの治療のご希望も多種多様になってきており、中にはなかなか難易度の高い治療になることもあります。そのような患者さんでも何とかご希望に応える事が出来ればと思いながら治療を行っている訳ですが、以前来院した患者さんもそのような患者さんでしたので、何かの参考になればと思いまして今回ご紹介させていただくことにしました。

患者さんの主訴は、「以前根の治療をしたところに違和感がある」「根の治療をしたところの歯の色を他の歯の色に合わせたい」「歯と歯と間の隙間をなくしたい」というものでした。

テトラ&正中離開&ダイレクト&セラミック1

さらに!!!

この方の歯は、子供の頃の永久歯の形成時期にテトラサイクリンという抗生物質を摂取した影響で、変色しています(以前は、風邪薬に多く使用されていたようで30~50代の方に時々認めれれます)。

この3つ希望“プラス”テトラサイクリン変色歯の治療となるとどうしても尻込みしてしまう先生も多いようで、

「うちでは治療は難しい・・・」

「かぶせ物は前歯6本やりましょう」

「根の治療は・・・」など

なかなか患者さんの希望する治療方針とはならなかったようです。

そうなると・・・・・

うちでやるしかないでしょう!!!

と俄然やる気になるわけで。

ただ、やみくもにやるのではなく、患者さんの希望に優先順位を付けどこまですり合わせをできるかを探します。

患者さんと話し合った結果、

先ずは、根管治療をして歯は保存したい!(抜歯したくない)

テトラサイクリンの歯の色は今は受け入れているので、対象の1本だけを治したい!

隙間を治すのも出来るだけ削りたくない!

というのが優先すべき事柄と判断できましたので、対象歯の根管治療を行い、この歯だけは削合させていただきセラミック治療、そして歯と歯の隙間はダイレクトボンディングで修復と当初から私が思い描いていた方法での治療を行うことになりました。

すなわち、

・根の治療をしたところの違和感 → 根管治療

・根の治療後の歯の変色 → セラミック治療

・歯と歯の隙間の改善 → ダイレクトボンディング

となります。

正直、この治療『色』という要素においてかなり難易度が高いわけですが、そこを何とか信頼できる歯科技工士さんと力をあわせてゴールを目指すことにしました。

そうすると、

テトラ&正中離開&ダイレクト&セラミック2+

↑before

 

テトラ&正中離開&ダイレクト&セラミック3++

↑after

となりました。

患者さんの長年のコンプレックスも改善され大変満足いただけました(^0^)/。根管治療の経過も現在のところ良好であり、今後も長期的に経過観察を行っていきます。

何でも出来るわけではありませんが、私や歯科衛生士、パートナーである歯科技工士さんが出来ることはこのように提供させていただきたいと思います。

ご興味のある方は、一度ご相談ください。

 

院長 佐藤