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むし歯の治療も精度がダ・イ・ジ ーどの材料を使うかではなく誰がどのように治すかー

木曜日, 9月 22, 2016 @ 09:09 AM

むし歯の治療についてしばらく書いていませんでしたので、今日はちょっとそのお話を。

以前にもこのようなケースや

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このようなケースhttp://www.taka-dc.com/blog/1804/

についてもお話させていただきました。

しかし、むし歯の治療は、なにも以前のケースのような大きな、広いむし歯ばかりとは限りません。なので、自分には関係ないと思っている方も、小さいむし歯だから先生に普通に任せていれば大丈夫と思っている方もその結果がオールOK!とならない可能性があることをご存知でしょうか?

以前来院された患者さんでもこのように

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歯の根元のちょっとした詰め物が、歯肉のほうまで覆っているため、歯肉が炎症を起こしただれていたり、次のケースでも

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歯との接着が甘くなっていたり、詰め物自体が劣化しています。

このようにさほど大きくない、日本全国で毎日どの先生も行っている治療ではありますが、その結果は大きく違うというのを分かっていただけるのではないかと思います。

今回、このような日頃よく見かける一般的なむし歯の治療を「たかデンタルクリニック」で行ったならどうなるかというところを治療のステップをお見せしながら解説したいと思います。

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初診時、左上の前歯の歯と歯肉の境目付近に帯状のむし歯が出来ています。深さはあまりないようです。歯の色は全体的には一般的な色ですが、むし歯の周辺は歯の先端に比べマットで白濁したような感じです。

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むし歯を削って取り除くとこのような感じ。悪いところ、必要なところだけを削っているのですが、削る前に比べるとひと回り大きくなっています。削った後は、青いゴム状のシートでラバーダム防湿を行い(ラバーダム防湿の詳しい解説はこちらの2つからどうぞhttp://www.taka-dc.com/blog/478/http://www.taka-dc.com/blog/1847/)、むし歯を削って出来た穴のところに様々な種類の樹脂を詰めていきます。

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詰め終わるとこのような感じ。今回は、2種類の樹脂詰め、白濁した色を合わせるための処置も追加で行いました。

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ラバーダム防湿を外して、歯と詰め物の段差が残らないように形態修正と研磨を行うとこのような感じ。この状態でも問題なさそうではありますが、治療直後は歯が乾燥し治療前と色が若干変わっている(白っぽくなっている)ので、この状態で1~2日通常の生活を行っていただき、歯の色が元に戻った状態で詰め物の色とマッチするか、今は見えない段差が浮き出てこないかなどを確認します。

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1週間後に再チェックをするとこのような感じ。

歯の色も元に戻り、患者さんも歯みがきをがんばって頂いているので歯がツヤツヤです。また、詰め物も天然の歯に負けないぐらい同じようにツヤツヤです。ポイントとなった白濁している部分も強調されすぎることなく、自然な感じに仕上がったのではないでしょうか。

患者さんからも「どこを治したかわからない!?」と我々にとっての最高の褒め言葉をいただきました。

このように、日本全国で毎日行われているごくありふれたむし歯治療ですが、ひと手間、ふた手間かけることで、適合性、機能回復、審美性、長期性が期待できる治療へと変貌します。

その結果に導く物は、どの材料を使うか(物)ではなく、誰がどのように治すか(人)であると私は考えます。このような治療に興味がある方、むし歯やむし歯治療で悩まれている方は、一度ご相談いただければ幸いです。

 

院長 佐藤