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先日のブログで根管治療が私の治療の4割弱とお話しさせていただきましたが、もう一つ4割弱の治療があります。それが、『ダイレクトボンディング』です。この2つの治療で私の治療の7割強となり、歯を抜歯させないための砦となる治療に力を入れていることがお分かりになると思います。
さて、ダイレクトボンディングですが、私もこの治療を行うようになって14年ほど経ちます。その過程において、材料、道具、技術の進歩があり、最近は自分自身のオリジナルの方法なんかも行うようになってきました。その結果として年々治療の精度が上がってきており、治療を行った部位に再度問題が起きることは少なくなったように思われます。つまり、精密治療が可能になったと。
こちらの写真を見ていただくと、ご自身の歯と治療を行った修復物に大きな段差や境目があります。ご自身ではなかなか気付かないところなのですが、このような状態にあると汚れが溜まりやすく、上手く歯磨きできないと気付かないうちにそこから再度虫歯になってしまう訳です。つまり、むし歯を治したはずが、次のむし歯を作る温床になってしまうと・・・。まさに、本末転倒ですね。
そこで、治療の精度、歯としての機能、そして審美性を追求したのが『ダイレクトボンディング』となる訳です。
こちらの写真は、私が行ったダイレクトボンディングの治療。とてもオーソドックスな治療ですが、その精度はご覧のとおり。形も天然の歯のようで、どこを治したから分からないというのが、皆さんの感想ではないでしょうか。
そう!まさにそれが私の目指している治療なのです!!!
決して主張はしませんが、精度は高く、しっかり機能して、天然歯の美しさを再現する。
今後もこのような治療を追求していきたいと思います。もし、『ダイレクトボンディング』治療にご興味のある方は、一度ご相談いただければ幸いです。
では、今週もどうぞよろしくお願い致します。
院長 佐藤